あいちゃんの手術についての続きです。
こんにちは、サチの旦那さんです。
先日は、我が家のブログ開設記念日(5周年)の記事(☆)にたくさんのお祝いコメントをいただき、ありがとうございます。
コメントのお返事、全部終わってますので、お時間のあるときにでもお読みください。→☆☆☆
---------------
では、昨日の記事(☆)の続きです。
(ここから数枚の写真は、昨日に引き続き2017年11月7日のもので、本文とは関係ありません)
12月上旬、あいちゃんは西新井のペットドックをした病院に、エコー検査に行ってきました。
この時に、脾臓(ひぞう)内にできた物が、7~8mmくらいになっていたようで、
ほんの少しだが前回より大きくなっているようなので、脾臓摘出を考えた方がよいと言われました。
脾臓摘出をするのであれば、昨日の記事で書いた腹腔鏡手術ができる王子の病院を第一候補にしていたので、
西新井の病院で紹介状を書いてもらい、王子の病院で再度エコー検査などをしていただきました。
新しい病院でのエコー検査の結果、
脾臓内にできているものは、ひとつではなく2つあり、大きい方が9mm程度。
そして、脾臓とは別に、副腎が肥大していると言われました。
副腎は2つあるのですが、片方が5mmなのに対し、もう片方は9mmですが、
単純な肥大ではなく、副腎の中に何かができていて、上部方向に飛びでるような形で大きくなっていました。
副腎の方はまだ摘出するような大きさではないが、副腎の摘出は、脾臓よりも死亡リスクが高いという説明も受けました。
手術に対する死亡リスクは、脾臓が0.7~0.8%なのに対して、副腎は2~3割だそうです。
また、術後のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の低下についても、副腎摘出の方が影響が大きくなる可能性があるようです。
脾臓も副腎も、できているものが良性か悪性かがわかれば、判断も違ってくるのかもしれませんが、
検査のために細胞をとるだけでも、麻酔をかけたり、出血のリスクもあり、
検査をしたとしても、確定できない場合もあるようで、
現実的な選択肢は、様子をみるか、摘出するかの2択しかないようなのです。
(ここからの写真は、2017年12月28日のものになりますが、本文とは関係ありません)
検査後、脾臓摘出する場合の説明をされたのですが、ここで院長先生からは、
術式について、腹腔鏡手術ではなく、最近は「ミニマム創内視鏡下手術」で行っていると説明されました。
「ミニマム創内視鏡下手術」は、人間の手術では以前から行われているようですが、
ペットに対して、この手術を行っている獣医さんは、まだほとんどいないとのことです。
「ミニマム創内視鏡下手術」であれば、脾臓摘出の手術時間は5分ほどで、
傷口も小さいので、通常は一泊ニ日、朝一で手術をすれば状態によっては日帰りも可能との説明を受けました。
ところで、あいちゃんには、もうひとつ問題があって、肛門腺の状態がすごく悪かったのです。
11月くらいから、肛門腺内が炎症を起こしていて(排便時に出血していたこともありました)、
近所の病院では「とりあえず、抗生物質で様子を見ましょう」とお薬を処方されましたが、一向によくならず。。。
(この、とりあえずとか、様子を見ましょうって、よくなる可能性はあるが、よくなる保証はないってことなんだろね~)
王子の新しい病院では「その薬、効いてないんじゃない?」ってことで、
肛門腺から採種した菌を培養し、培養した菌に対して何種類もの抗生物質を投与して、
どの薬が効くのかを確認した上で、効いた抗生物質を処方されました。
肛門腺の状態が、このままよくならなければ、肛門腺も摘出するしかないと言われましたが、
お薬が効いてきて、肛門腺の状態も、ようやく、よくなって来たようです。
※菌の培養と、それに合う薬を見つける検査をするだけで、約18000円かかったので、
飼い主の費用負担を考慮して、詳しい検査をせずに、効きそうなお薬をまずは試してみる病院も多いんでしょうね。。。
12月の終わりの段階では、副腎は経過観察として、脾臓のみ(いずれ)摘出という方向で私達の意思も固まり、
1月4日に、あいちゃんを(主に肛門腺の件で)病院に連れて行ったときに、
1月12日(金)に術前検査をして、問題がなければ、本日1月14日(日)の午前中に脾臓摘出の手術、
という日程がいったん決まったのです。
手術前にはお祓いをしたい!ということで、1月8日(月・祝)には、朝日氷川神社でお祓いに行き、
神主さんからも、あいちゃんの手術成功をお祈りしてもらったのですが、
その後、サチとイロイロ話し合った上で、14日の手術はいったん延期をして、
もう少し脾臓内にできたものの大きさを観察しましょうということにしました。
本日1月14日は、病院で、肛門腺の治療と、エコー検査を行って来ます。
脾臓摘出手術をやらないと決めたわけではないので、
今日のエコー検査の結果次第では、再度、手術日程が決まるかもしれないし、
来月のエコー検査までは経過観察になるかもしれません。
脾臓摘出のために麻酔をかけるのであれば、同時に、肛門腺摘出を行ってしまうことも考えましたが、
手術の体勢が異なること(仰向けと後ろ向き)や、両方やると手術時間が長くなり、麻酔の量も多くなるので、
もし、肛門腺摘出を行うにしても、別の日の方がいいと言われました。
(脾臓摘出は5分で終わるが、肛門腺摘出は1時間かかるとのこと)
書き忘れたので最後に書きますが、副腎内のものが9月のペットドックでは発見されなかったのに、
12月には4mmも肥大していたのは、それが急に大きくなったからではなく、
エコーの機械の性能の差で、9月の時点では発見されなかったのではないかという見解でした。
王子の病院では、数年前に最新式のエコーに変えたそうで、昔の機械とは画像の鮮明度(解像度)が違うし、
エコーは機械の差だけでなく、技術者の技量によっても、結果は異なると言われました。
イロイロ健康不安の要素はありますが、あいちゃんは、今日も元気です
あいちゃんが、ずーーーーっと元気でいられるように、心の中で応援していただければ幸いです。
いつも「あいちゃんとリカちゃん」を見ていただき、ありがとうございます
今日も病院で検査を頑張ってくる あいちゃんのバナーをポチッと応援してね にほんブログ村 キャバリア
※本日は、コメント欄、お休みいたしますm(__)m
- 関連記事
-
- あいちゃんにも、早く桜の季節がやって来ますように♪ (2018/01/15)
- あいちゃんの手術についての続きです。 (2018/01/14)
- 明日の手術は、延期にしました! (2018/01/13)